屈斜路湖から納沙布岬へ
地図で見るとすごい場所です。根室半島は北海道に10日間いた中で、一番寒かった場所でした。ここだけ別次元。納沙布に住んでいる方は私達が想像している以上に厳しい冬を過ごしてるんじゃないでしょうか？
でも私達が寒い寒いといってる中、地元の人は半袖。やはり慣れるとのこと。
北海道の方は冬は暖房ガンガンで家では半袖スタイルが当たり前みたいなので、旅行で北海道を離れた時、そこで体感する温度のほうが寒いみたいです。トイレも凍ってしまうと困るので電気ヒーターなどを駆使し、家中暖房。支払いが5万くらいはあっという間という事でした。
雨は降っていませんが晴天ではないので、残念ながら北方領土は見ることが出来ず。資料館もあり、今までの歴史や署名などもあり、とても勉強になりました。せっかくここまで来たので見たかったですね。ここもリベンジだな。
寒かったので早々に引き上げて今日のキャンプ場へ
根室市 築拓キャンプ場
築拓（ちくたく）キャンプ場。納沙布岬から1時間くらい。スーパーで夕食の買い出しをして向かいました。伊藤牧場さんがやっているキャンプ場になります。雑貨屋とレストランとキャンプ場を併設し、とてもお洒落でキレイです。受付は雑貨屋さんへ。
大きな道から一本入った所で、見渡す限り北海道の大自然、牧場に囲まれたキャンプ場です。
電話の対応をしてくれた女の子と、受付の女の子と男の子の店員さんにそれぞれ対応してもらいました。皆さんお若いんですけど、どの子も感じがいいんですよ。受付の子は「オープン前に早く出かけたいという事もあると思うんで、その場合は私の携帯に電話を下さい。」となんと責任感のある子。バイクなので走りに行くことを配慮してくれてるんですよね。こちらの娘さんというわけではなくバイトさんで朝は牛の乳搾りをしてからこちらの雑貨屋さんにくるので朝は3時から起きていますと。
素晴らしい子だ。尊敬してしまう。見習わなければ！
北海道ツーリングも後半。雨も多くてテントではなくバンガローを探していたら見つけたキャンプ場。バンガローは1つしかないのでダメもとで電話したら運よく空いておりました！素敵な所すぎて嬉しい。1番テンションが上がったキャンプ場です。
雑貨屋さんの裏手にシャワー、洗濯機があります。乾燥機はないので洗う専用です。どちらも無料で使わせて頂く事ができます。シャワーもトイレも綺麗です。灯りに虫がすごくよってくるのでそこはどこでも同じですが我慢ですね。
右奥の赤い建物がレストランです。せっかくなのでこちらで食べたかったんですがお昼しかやっていないので時間が合わず断念。雑貨屋さんのほうは17時くらいまでやっているのでソフトクリーム系のデザートは食べられますよ。
左奥の白い小屋は、電源スポット。携帯の充電などはこちらでします。
牛さんが待ち構えています。乳搾りができるとか？と冗談で話してたら本当にできるんですよ。お乳を絞ると水がでてきます。
牧場含めて全体が公園みたいになっているので、小さなお子さんも楽しめるキャンプ場だと思います。ブランコとかの遊具や牛、豚、馬とかも触れ合えると思います。
めちゃくちゃ可愛いいです。メルヘンゾーン。
夏休み前という事もあり、他の人もいなかったので貸切状態。寒いのでバンガローじゃなかったら凍えていたかもしれません。この大自然の中、夜は真っ暗で怖かったです。寝泊まりをするほうは街灯が一つもないので夜の森に迷い込んだ感じになります（笑）あいにく曇っていましたが、天気の良い日に、こんな場所で星が見えたら最高ですね。結局、私たちは北海道でまともに星が見えていません。1日くらい満点の星空を拝みたい。こんなに見えないものなのか。太陽も見えないので仕方ないですね。
すぐ前にはお馬さん。バンガローの前が木の下なので休憩スポットなのかここに集まってきます。すごく大人しくて愛らしいです。触っても嫌がりません。
そして今日もBBQ。自然の中で炭火で食べるのが何よりも美味しいです。
陽が落ちてゆくと共に幻想的に。写真じゃ伝えきれないほど素敵でした。これは味わって頂きたい。
辺りは真っ暗。暗闇の中で締めのスパゲティを茹でています。どうしても食べたい。小さい鍋に無理やりスパゲティ200gをいれて茹でる。
私達はアヒージョの残りにスパゲティを入れて食べるのにハマりました。オリーブオイルにニンニク、アンチョビ、エビ、イカ、玉ねぎ、エリンギ、舞茸、アスパラ、ミニトマト。日替わりで色々なアヒージョを楽しみました。そのまま焼いてよし、煮込んでよし、最後にパスタにしてもよしの食材を選んで皆様もお試しあれ。
翌日、まだここに泊まりたいという想いもありましたが我慢して次へ進まなければ。でもせっかくのバンガロー。早朝に出る予定が時間いっぱいまで満喫して出発しました。
北海道旅行もあと少し。旅よ。終わらないでくれ。
次は帯広に向かいます！