北海道ツーリング ② オロロンラインから宗谷岬

北海道ツーリング

1 富良野からオロロンライン
2 バイクステーション稚内へ
3 宗谷岬へ

富良野からオロロンライン

苫小牧から始まって富良野でキャンプ2泊。北海道3日目は富良野からオロロンラインを通って宗谷岬へ向かいます。

北海道10日間で周るなかで、この富良野から宗谷岬までの320ｋｍが、１日の移動距離が一番長い計画です。私たちはセローとクロスカブで小排気量、もちろんクロスカブは高速に乗れません。重い荷物もあるので走れるか不安でした。

雨さえ降らなければ大丈夫。頑張って走ろう。と計画しました。

結果は曇一時雨。土砂降りではないので良しとしましょう。

北海道ツーリングを計画してると必ずオロロンラインとゆう言葉が出てきます。写真や映像、行かれた方の感想を聞いてると絶対に行きたいと思う場所ですね。

富良野から宗谷岬をナビ検索すると、こんな感じ。もちろんオロロンラインを走りたいので、左ルート。富良野を出て、オロロンラインを通って、宗谷岬へ。富良野で恥ずかしながらクロスカブが、ガス欠したので、留萌で給油する計画。留萌は何か所かガソリンスタンドあります。オロロンライン入ると自販機一つないような道です。（たぶん道をそれるとあるかも）宗谷岬周辺はガソリンスタンドいくつかあるので困ることはないです。

セローがタンク9.6L、ランプが付くまで280km~330km走ります。カブはタンク4.3L、240km~300km走ります。ただカブはガソリンのランプが付かないので、メーターの針と走行距離を把握しながら走らないとダメなんですよね。

乗る人が楽天的でまだ大丈夫、大丈夫と思ってると今回みたいなことになります。だだ最初に痛い目にあっておいて良かったです。

他の方もおっしゃてますが、北海道は早めのガソリン給油ですね。タンクが小さければガソリンの携行缶も必要かもしれません。オロロンラインの真ん中とかで、雨の中ガス欠とかと思うとゾッとします。

北海道はガソリン給油と、防寒、雨具は一番大事だとつくづく思いました。

曇でも十分気持ちの良い道です。しみじみ北海道の広大さが味わえる道路で、思い出すとまた行きたい病になります。永遠と続く直線道路、信号も渋滞も歩行者もほぼない。ライダーが病みつきになるのが分かりました。地元でも田舎の方にいけば、山道とかバイクで楽しい道は沢山ありますが、この途方もない直線道路は他では味わえないのではないでしょうか。

もう大きな荷物も慣れてきました。フェリーに乗るまではバイクに大きな荷物を積んで走っていると、何か恥ずかしい感じがしましたが、北海道では当たり前。バイクを乗らない人からすれば、そんなに荷物あるなら車で行けよ、と思うでしょうね。私も昔はそう思っていました。

北海道ツーリングってバイクに乗っていると必ず行きたくなると思うのですが、休みや予算を考えると毎年行けるようなものでもありません。正直、私たちも前々から行きたかったけど休みも取れず、今回が初めてでした。

北海道を走って、ライダー同士のＹＡＥＨが気持ちいいのは、そんなお互いのロマンと、今見えている景色や感動を共有できるからですね。

顔も知らないし話したこともなくても、バイク同士は仲間意識が高いです。これも感動ですね。

お昼過ぎに稚内到着。評判のうに丼を食べに行ったのですが、お目当てのお店がお休みで、お隣のお店へ。ウニ、カニ、いくら、の３点盛。3,000円くらいでした。ボリューム満点で美味しかったです。

７月13日。稚内まで来ると寒いです。ここのお店もエアコンはないです。エアコンいらずは北海道あるあるですね。バイクの時も冬の装備で走りました。名古屋を出るときは暑いので、メッシュジャケットを着たくなります。寒ければカッパでも着れば大丈夫かなとか考えましたが、冬装備で正解です。この時期はメッシュジャケットは全く必要ないと思います。私は冬のジャケットで下はパッチも履きました。ネックウォーマーまではいらないですが、風を遮るところがない場所を走るので、寒いのはこたえてくると思います。考えられない気温差です。

バイクステーション稚内へ

そして宿泊は稚内のレッドバロン。レッドバロンの宿泊施設は非常に良かったです。最初の受付で最北端の証を頂けました。

バイクの洗車もでき、炊事場、シャワーから欲しいものが全部揃ってるって感じです。コインランドリーは使い放題、洗剤も無料なのでとても助かりました。女性専用シャワーと洗濯機もあるので女性ライダーも安心ですよ！宿泊の間に時間内であれば、オイル交換や整備をお願いすることも可能。流石にバイク屋さんがやっているだけあって、ライダーにとっては至れり尽くせり。また北海道へ行く時は利用させてもらおうと思います。