セローとクロスカブで楽しんでいます。バイクツーリングやキャンプ、旅行、グルメ、釣りなど趣味を綴っていきます。YouTubeにもアップしていますので、よろしければご覧ください。

モンベル ダウンハガー800 #3

モンベルホローバッグ #3からの買い替え

6年程前に夏のキャンプで使用するためにモンベルホローバッグ #3を購入しました。モンベルの店頭で色々見させていただきましたが、高い物は3万円、5万円以上するものもあり手が出ませんでした。
この時はツーリングや登山でテント泊をすることは想定していないので、コンパクトさや重量は全く気にしていませんでした。
そして、このホローバッグ #3が5.830円で一番安かったと思います。クッション性もあるし夏のキャンプ泊での使用であれば十分だと思い購入。
当初は車でのキャンプで使用していたので、大きさや重さも全く気にならずに使えていました。むしろ手入れも簡単でコスパも良いと思います。

左ホローバッグ#3 右ダウンハガー#3

購入後、2019年の夏に北海道バイクツーリングに行くことになりました。
約2週間のバイク旅。
その時にツーリングバッグからコンパクトキャンプ用品まで足りない物を揃えました。出来るだけ荷物を軽量コンパクトにしたい。
しかしハローバッグの寝袋だけですごく場所をとる。
これはシュラフを買うべきなのか?
そりゃ買うべきでしょう!
でも予算オーバー…。
ホローバッグで積載を頑張る方向で行くしかない。


初めてのロングツーリングで経験もなく、なんとかなるだろう精神でした。
今思えば無理してでもコンパクトなシュラフを買うべきなんですけどね。

その時に、積載を見直して次はやっぱりコンパクトなものを揃えるべきだと強く思いました。
それもあり、次の寝袋購入の際はコンパクト性重視。
そういう事もあり今回ダウンハガーを選ぶ事となりました。

ザックにホローバッグを入れたら寝袋で終わりますもんね。
登山泊で使うには寒いでしょうし。

購入する際はモンベル店舗で店員さんの説明を受けてダウンハガー800 #3に決めました。自分たちは真冬のキャンプはしない。春、夏、秋のキャンプと登山泊、キャンプツーリングに使うという条件でこの商品になりました。
コンパクトで軽量で暖かい。
しかし高い…。
でも命にかかわることなので大事なものです。

ダウンハガー800とホローバッグの違い

購入する際に比べる二つではありませんが、私たちが持っている二つの寝袋の違いです。
モンベル ダウンハガー 800 #3 ¥33.000
【快適温度】 4℃
【使用可能温度】 -1℃
【総重量】555g
モンベル ホローバッグ#3 ¥5.830
【快適睡眠温度域】 7℃~
【使用可能限界温度】2℃
【総重量】1.480g

使用用途が全く違うシュラフではありますが、やはり大きさと重さの違いが顕著です。

大きさはもちろん総重量で2.6倍 。価格は5.6倍の違い。
使用可能温度 はダウンハガーなら-1℃に。

初使用は木曽駒ケ岳

山でテント泊をしたくて春に購入しましたが、使うのは今回が初めてです。
せっかくなので秋の紅葉を見たくて涸沢か木曽駒ケ岳か迷っていました。涸沢は日程的に難しかったのもありますが初めてのテント泊登山だったので、木曽駒ケ岳にしました。
木曽駒ケ岳だとロープウェイから1時間半くらいでテント場なんです。初心者テント泊にはおススメ。との記事もあったので決めました。

2612mの標高までロープウェイで上がり、千畳敷カールの紅葉は綺麗でした。
ロープウェイがあるので登山をしなくてもここまでなら軽装で来られます。寒いので防寒対策は必須ですよ。秋の紅葉シーズンであれは真冬の服装じゃないと寒いです。

2年ほど前は真夏に来ました。青い空と緑のカールも綺麗ですね。

午前中、千畳敷カールまでは天気良かったのですが、乗越浄土あたりからガスってきて宝剣岳に登る予定でしたが中止して頂上山荘前のテント場へ。

午後から風も強く冷え込んできました。雨が降ってきてもおかしくない天気に。
早めにテントを張って食事を済ませ就寝することにしました。

ダウンハガーを購入してから開封するのも初めて。
薄いので本当に暖かくなるか不安でした。
洗濯用のネットも同封されていました。家で一回開けていれば持ってこなくてすんだのに…。
テントを張って昼寝をした時は普通に暖かったのですが、夜はやはり冷えますね。持ってきたカイロも使いました。

頭までスッポリ被って絞り込めば鼻と口だけのスペースになります。これなら暖かい。

夕食後、主人が高山病なのか頭痛と吐き気、悪寒がすると訴えがありました。身体がまったく温まらず冷たい。
このダウンハガーは購入する時にはジョイント可能モデルとノーマルと選ぶ事ができるんですがジョイント可能にしました。
ハローバッグもそうでしたが、二つの寝袋をくっつける事ができきるんです。
私は高山病にもならずカイロとシュラフでポカポカだったので、シュラフをくっ付けて私の体温を分けてあげる事にしました。
主人はずっと冷たいので不安になりましたが、私の熱が伝わった後は寝袋もポカポカになりお互いに寝る事が出来ました。
普通の健康状態だと体の暖かさで寝袋も暖まると思いますが、今回の様に悪寒がするような時は暖まる熱がないのでダメですね。

テントもシュラフも片付けが大変ですね。せっかくコンパクトなシュラフを買ったのに、持ってきたときの様に小さくたためません。上手く空気が抜けきらない。

最初はこんなにスッキリしていたんですよ。

後から調べたらシュラフは綺麗に畳む感じではなく、掴んでどんどん押し込んでいく入れ方で良いそうです。

今回初めてダウンハガー800 #3を使用しましたが、秋のテント泊までは健康上に問題なければ普通に使えると思いました。
(カイロを多めに持っていけば余裕がでます)
良いシュラフを購入したので山のテント泊やキャンプツーリングで使っていきたいと思います。

ダウンハガー使用時の動画はこちら↓