北海道でのガス欠を反省して
クロスカブに乗って一年が経ちました。こんな小さいバイクで夏に北海道キャンプツーリングへ行ってきました。
ですが私の準備不足と怠慢でガス欠をしてしまいました。北海道は、事前にガソリンスタンドが無いような所もあると聞いていたので、気を付けなければとは思っていたんです。
北海道到着後、二日目に富良野でガス欠。
通常はガソリンメーターがレッドゾーンに入って、ある程度走ってから入れていました。クロスカブはトリップメーターも無いですし、ガソリンランプもありません。完全に目視です。レッドゾーンに入ってから何キロ走るかは、ただの勘で走っていました。普通は購入した時に計算するのでしょうけど、やってない私は痛い目にあいました。
カタログ上ではリザーブ1.37リットル。4.3リットルのタンクで2.93リットル使うともうレッドゾーン。燃費が50kmとしても70km弱はリザーブで走ることが出来る。
ロングツーリングの時などはまだまだ走れるのに、すぐにメーターはレッドゾーンになってしまう。
それに従ってしまうとタンク容量も小さいのですぐに給油をしなければいけません。3ℓごとに給油。バイクだと何度も給油は面倒くさいですよね。なのであと何キロ走れるのかを知る必要があるのです。購入して一年経ってから言う事ではありませんね。いまごろですが…
普段はガソリンを満タンにしてから240kmくらいで給油をしていました。もちろんレッドゾーンに入ってから、けっこう走って240kmになります。この時に燃費を計算することもなく、また240kmまで走っては給油の繰り返し。ガス欠したこともないので、自分のバイクは240kmまでは大丈夫でまだ余裕もあると思っていました。
その日は、主人から、もう230km走ってるぞと言われましたが、まだ余裕があると過信していました。キャンプ用品を積んでいていつもより重いため、燃費も悪くなっているなんて事もすっかり頭にありませんでした。
結果240kmでガス欠。ガソリンスタンドまで4kmくらいの所で力尽きました。ガソリンスタンドの方に来て頂き、入れてもらうことが出来ましたが、本当にご迷惑をお掛けしました。
私が言える事ではありませんが、北海道はガソリンスタンドや他のお店も全くないような地域もあります。ライダーさんは特に早めの給油とガソリンスタンドの場所は予め調べておきましょう。けっこう定休日だったり営業時間が早く終わっているお店もありましたので注意が必要です。
カブはタンク容量も小さいので北海道みたいな所へ行く場合は細めに給油をするか、ガソリン携行缶を持って行くべきでしたね。
そんなこともあって、今回、リザーブまで何キロ走るか？ガス欠まで何キロ走るか？を検証してみることに！
ガソリン満タンから何キロ走るか？
まず、ガソリンを満タンにした時が6327kmでした。
クロスカブタンク容量 4.3ℓです。
携行缶を持ち、ガス欠まで走り続けます。
しばらく走り、メーターが赤い所まで来た時は6507kmでした。針がどこまで来たらリザーブなのかで多少の誤差はあります。
リザーブ1.37ℓ。
ここまで走行180km ガソリン満タンからリザーブに入るまで。
4.3ℓのタンクでリザーブ1.37ℓなのでここまで使ったガソリンは2.93ℓ
180÷2.93=61.4 ここまでの燃費は61.4kmになります。こうやって計算するとカブは燃費いいですね。
名古屋~東京、350kmをカブで行くと、使用するガソリン5.7リットル。ガソリン140円/ℓだと798円です。
残り1.37ℓで燃費61.4kmだと、あと84.1km走る計算。
6,507＋84=6,591
ガス欠の予定は6,591km
そのままガス欠をするまで走りました。
ガソリンが無くなるとプスプスしてきます。私は2回目の経験ですしガソリンも持っているので焦りませんでしたが、初めての方は驚かれると思います。最初はさすがにビックリしましたよ。
そして、そのまましばらく走ると止まります。そこから、タンクを揺らしてあげるとバイクが最後の力を振り絞ります。そこからも少し走り始めますがその後に止まった時が本当に空っぽになった距離です。
6597㎞まで走り、ガソリン満タンからガス欠まで270㎞走れるという結果でした！
ガソリン満タン時も、満タンの量に個人差がありますし、走り方や道路状況で燃費は変わってきますので、私の場合という事でご了承ください。しかし、燃費がいい事には変わりないですね。やはり、カブはすごい！
今回しっかりとした数字がでたので、安心して乗ることができるようになりました。
YouTubeで計算を間違えていますが、よろしければご視聴頂けたらと思います！