ビーコム
最近はインカムを付けて走っているライダーが多くなりました。当たり前ですが、車と違ってヘルメット被って走っていれば会話は出来ません。ツーリングで何処かに入る時や曲がる時の意思疎通も合図でしかできません。ツーリングでも一緒に走っているだけで、けっこう孤独。ヘルメットの中で「ここの景色綺麗だー!」と独り言しか言えません。インカムがあればすべて解決。ツーリングが何倍も楽しくなります。もっと早く買っていればよかった。
ビーコムは高い
でも高いんですよね。二つセットで税込7万円越え。7万円て…。
バイクに乗らない人からすると、そんな無線みたいなものに7万円も?とバカにされる事でしょう。

私も最初は手が出なかったので、ビーコムのスピーカーとブルートゥースを付けて代用していました。ブルートゥースに繋げば携帯から音楽も聴けるし電話も使える。両方で8,000円弱で出来ました。スピーカーの音も申し分ない。
ただ会話はもちろん電話しかできません。ツーリングへ行くと、田舎のほうへ行くので山とかトンネルで電話は切れてしまうんですよね。止まってまた電話を掛け直さないといけない。これがめんどくさいし、携帯の電波に左右される。街中で使う分にはこれで十分なのですが。
とゆうことで、思い切ってビーコムを購入。インカムの中で何故ビーコムかというと、私はメカ音痴で他の物と比べることが出来ない。電気屋さんへ行って、日本製のベストセラーのテレビを買えば間違いない的な人間です。なので高くてもよく売れていそうなビーコムの選択になりました。くどいですが、7万円は高いですね。(2台セットですが)電気屋さんで7万円の家電を買おうと思ったらいい物買えますよね。パソコンでもテレビでも。必要な物で大変重宝しますが、もう少し安くてもと思います。
使い勝手
使ってみて、電話はもちろん、通信の音声もすばらしい。リンクもすぐ出来て、これは楽です。ただ通信距離は100Mくらいが限度?で切れてしまいます。ツーリングで道を間違えた場合や、はぐれた場合その時に会話したいのに切れている。使いたいときに使えないと思うシーンもあります。
普通に走っている状況では100Mも離れないので、通話も途切れず音声も綺麗です。音楽もスイッチで切り替えられるし便利です。携帯でナビを使っている時や音楽の音声も一緒に走っている人と共有できます。ナビの音声が共有できると安全です。
故障?
携帯とのリンクが繋がらない時があります。最初は電源付けると直ぐにつながったのに、繋がらない時が出てきました。
音声も片方が急に聞こえなくなりました。二台とも。購入取付したショップへ行ったらスピーカーを交換してもらって直ったのですが、スピーカーが二台同時に壊れるとは思えないので、違うところに原因がありそうな気がします。高い物なので一年や二年ごとに買い替えることもできません。
ビーコムの使い方
ビーコムの使い方を画像と共に見ていきましょう!
電源を入れてみよう
電源ON
デバイスボタンを押したまま、上へ1秒間回す
LED 青 1秒間点灯
サウンド 「ビーコム起動」
【電池残量通知】
LED
80%以上・・・青 1秒間点灯
50%以上・・・青+赤 1秒間点灯
30%未満・・・赤 1秒間点灯
要充電・・・・赤 2回点灯
スタンバイ
LED 青 点滅

ヘルメットを被ってから電源を入れるとスピーカーから「電池残量○○%」と毎回教えてくれます。
電源OFF
デバイスボタンを押したまま、下へ1秒間回す
LED 赤1秒間点灯
サウンド 「ビーコム終了します。」
スマートフォンと接続して音楽や電話をしてみよう
②デバイスボタンを押したまま、上へ4秒間回す
LED 青+赤 高速点滅
サウンド 「ビーコム起動」・「デバイス1ペアリング…」
③スマートフォンの操作
iPhoneの場合 設定→Bluetooth→ON
「その他のデバイス」等のリスト
⇩
「B+COM6V〇.〇」を選択
⇩
「自分のデバイス」等のリスト
【B+COM6V〇.〇】が「接続済み」
LED 青 フェード点滅
サウンド 「デバイス1接続」 完了です。

ボリュームダイヤル 上に1回→1段階上がる 音が大きくなる
下に1回→1段階下がる 音が小さくなる

再生/一時停止 デバイスボタン 1クリック毎 再生⇔停止

曲の頭出し/スキップ ボリュームダイヤル 上に1秒間→スキップ
下に1秒間→頭出し

音楽再生中は曲が停止し、着信音が出力されます。
デバイスボタン 1クリックで電話に応答
通話中に1クリックで終話
デバイスボタン 3秒間長押し サウンド「リダイヤル」
デバイスボタン 2クリック
ペアリング後、電源OFFした場合は、ビーコムを起動してオートコネクトで再接続を確認してください。
スマートフォン側でBIuetoothをOFFにした場合は、ONにして登録済みの【B+COM6V〇.〇】を選択して接続を行って下さい。
B+COM同士で通話してみよう
LED 青点滅
②みんなでB1/B2を同時に3秒長押し
LED 緑 高速点滅 サウンド 「B+LINKグループ登録」
LED 緑 点灯 サウンド 「サーチ開始」
LED 緑 フェード点滅 サウンド 「B+LINK開始」
②誰か1人B1/B2を同時に1回押す
LED 緑 点灯 サウンド 「ポンッポーン」(呼出音)
③自動で会話が始まれば完了
LED 緑 フェード点滅 サウンド 「 B+LINK 開始」B+LINK を切断
通話中に1回押す
LED 青 点滅 サウンド「 B+LINK 終了」

音楽を聴く
①スマホなどから音楽やラジオを再生します。
②ビーコムの操作
再生⇔一時停止 デバイスボタンを1クリック

曲の頭出し ボリュームダイヤルを下に1秒間回す
曲のスキップ ボリュームダイヤルを上に1秒間回す

ナビ音声(レーダー警告音)を聴く
①スマートフォンでナビアプリを起動して音声案内を開始します。
②ビーコムの操作
〈A2DP のナビ〉
音声再生プロファイル(音楽プレーヤー、携帯アプリなど)
電話着信時 ナビ音声が出力を停止し電話の着信音に切り替わります。
*A2DPのナビ、レーダーの場合、音楽プレーヤーとの同時接続はできません。どちらか1台の接続になります。音楽を聴きながらナビの音声を聞きたい場合、ナビに音楽を入れてナビ側のプレーヤーで再生してください。
〈HSP/HFPのナビ〉
ハンズフリー/ヘッドセットプロファイル
(スマートフォンなどのハンズフリー通話と同じ出力)
音楽再生時 音楽が一時停止してナビ音声が出力
(音楽再生に自動で戻ります。)
*自動で再生しない場合は、ビーコム側で再生操作を試みてください。
音楽やナビ音声を聴きながら話す「聴きトーク」
「聴きトーク」の始め方
①デバイス接続
②デバイスの音声を再生
③音声出力
④B+LINK・B+COM通話を開始する
⑤通話相手に接続すると「聴きトーク」が始まる
*会話に集中したい場合は、デバイスボタンを押せば音楽は一時停止し、会話だけになり、再度デバイスボタンを押すことで再び音楽が再生されます。
「聴きトーク」中の音量バランスの調整方法
「聴きトーク」中の音量バランスの調整方法
ペアリングしたB1またはB2ボタンを通話中に1クリック サウンド「ピー」(ビープ音)


再生している音楽を一時停止して、通話の音量調整を行い、音楽を再生して聴きトーク状態に戻します。
*聴きトーク全体の音量を調整したい場合はそのまま音量調整を行って下さい。
インカム通話中のマイクOFF機能
声は出さないようにしたいが相手の会話が聞けるようにしておきたい場合、以下の操作でマイクをOFF/ONにすることが可能です。
タンデムで同じ音楽を聴く「B+COMオーディオシェア]タンデムモード(ステレオ音声)
デバイスボタンを1.5秒間長押し サウンド 「シェア開始」
音楽等をステレオ音声で2人から聴きながら会話が可能です。また、どちらのB+COMからでも、曲の一時停止やスキップなどのリモコン操作が可能となります。

グループで同じ音声を聴く「B+COM」オーディオシェア」グループモード(モノラル音声)
B1+B2ボタンを同時に1.5秒間長押し サウンド 「シェア開始」

③1人目の音声がインカム通話にMIXして流れる
2人目、3人目は接続しているデバイスで音楽などを聴きながら聴きトーク状態でも、一人目の音声を同時に聞くことが可能です。
④1人目の操作
B1+B2ボタンを同時に1.5秒間長押し サウンド 「シェア終了」
同じ操作でシェアが終了
*シェア元のオーディオのボリュームレベルが、シェアされる音量に連動しますので、シェア元のビーコム、またはデバイス側で適正なボリュームへ調整してください。また、インカム通話の声にMIXして音声が出力されるため、シェアされた側は通話とシェア音声に音量調整できません。
設定・登録情報をリセットする
適正な捜査を行ってもペアリングがうまくできない、ボタンを押しても反応しないなど、正しく動作しない場合は、リセット作業を行い、ビーコムを初期状態に戻してください。
クリックしたまま下へ1秒間
3つのボタンを同時に3秒間長押し
LED 青+赤 1秒間点灯 サウンド「オールリセット完了」

①電源ON
クリックしたまま、上へ1秒間
②スタンバイモード
登録済みのデバイス機器との接続の有無は問わない LED 青点滅
③リセットモード3つのボタンを同時に3秒間長押し
LED 青+赤 同時点灯
④リセット選択
【B+LINK登録情報を消去】
B1+B2を押しながら、デバイスボタンを押しながら下げる。
LED 緑 2回点滅→消灯
サウンド 「B+LINK消去」

【とB2のインカム登録情報を消去】
B1 or B2を押しながら、デバイスボタンを押しながら下げる。
LED 赤 2回点滅→消灯
サウンド 「ユニバーサル消去」

【デバイス登録情報を消去】
デバイスボタンを押しながら、下げる。
LED 青+赤 同時点灯→消灯
サウンド 「デバイス消去」
【リセットモードをキャンセル】
ボリュームボタンを上 or 下へ
LED 青 点滅
サウンド 「キャンセル」
まとめ
使い勝手はいいですが、機能がありすぎて実際はいつも使う所しか覚えてられません。忘れた時などにこれを見直して頂けたらを思います。
電池残量が低下したまま保管すると、内蔵バッテリーが短期間で劣化して使用できなくなります。使用後、保管前には必ず充電し、長期保管する場合は定期的な充電(月1回程度)をして下さい。
高価なものなので大切に長く使いたいですね!